2012年12月20日木曜日

【PC投稿】最後の晩餐


このところ風も弱く晴れの日が続いている福島です。
しかし、今日は人類最後の日となるかもしれません。

明日は、そう。
2012年12月21日。
マヤ文明の暦では、明日をもって暦がいったん切れるそうです。
人類滅亡の日と言われています。

今夜は、数人の友人たちと「らくだのたまご」という居酒屋で「最後の晩餐」と称した忘年会をやります。

あなたの今年は、どんな1年でしたか?
僕は安定志向の1年間だったかな、と思います。
大学3年になり、震災も1周忌を迎え、ゆっくりと準備してきたものも実を結び、卒業へ向けて動き出した1年間でした。

2012年。
3月には半年かけて準備したボリビア・ペルー旅行へ。マチュピチュと念願のウユニ湖。
今振り返ると印象に残っているのは、リマの1泊目の夜と、ウユニからスクレ行きのバスに乗っていた悪路の国道から眺めた星空、スクレで食べたデカいステーキ。
前半のペルーは体調が悪くて最悪だった…笑

この前、ご退官も迫った副学長が担当している授業でおじいちゃん教授が言っていたこと。
「高齢者の旅というものは特別なものなんだ。若い人はどこへ行っても『また来よう』と思うけど、年をとると『これで見納め』っていう気持ちがどこへ行ってもある。冥途の土産って言うのかな。」

地球の裏側なんてめったに行けないところだけど、その気になればまだこれから何度でも行ける。

夏には中国へ行きました。
大学で知り合った留学生の家へホームステイ。
彼の家は北京市内の中心部、日本で言えば国会議事堂から徒歩5分というような場所にあるマンションの14階に住んでいた。
経済成長著しい中国の“中間層”というものを見せつけられた気がした。
北京のあとはゼミのフィールドワークも兼ねて四川省の成都へ。
日系企業が多く進出する成都で9月18日に起きた大規模な反日デモ。
デパートの入口には「ペットと日本人は入店お断り」と出ていて、初めて自分の国が露骨に非難される体験をしてきた。

昨年から入ったラクロス部は、今夏リーグ戦出場。
まだ出来たてホヤホヤの部活ということもあり、なかなか方向性の定まらない組織に不満が出たり。
でもスポーツをやる人たちは素直で力強くて好きです。
これまでは会計学研究会という経済学部生がほとんどのサークルに所属していましたが、ラクロスをはじめて教育学部や理工学部にも友達が出来ました。

その他、震災関連の団体に首を突っ込んだり、ゼミ活動に力を入れたりと、充実した1年間だったと思います。
いよいよ来年は4年生。
卒業に向けて、これまでの大学生活を全部つなげてひとつの結果を出そうと思います。
「僕は大学4年間で、これをやった」と胸を張って言えるもの、これからの人生の基礎となるものを完成させます。

とりあえず今夜は、飲もう。最後の晩餐だ!!

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