2013年10月17日木曜日

【国内旅行】台風に乗っていく青森の旅Vol.4~青森満喫~

青森2日目の1016日は、朝から首都圏で交通障害が発生していると繰り返し報道された。
青森は1日雨の予報だったので、当初予定していた蔦沼・酸ケ湯方面への観光は取りやめ、三内丸山遺跡・青森県立美術館・浅虫水族館を回ることになった。

630分に起床して、7時にホテルで朝食。
身支度を済ませて、830分に迎えが到着した。
今日は1日、青森の学生4人に青森を案内してもらうことになっていたのだ。

最高気温は10℃の予報で、冷たい雨が降りしきる中をまずは三内丸山遺跡へと向かった。
9時の開館と同時に入場し、遺跡ツアーに参加した。
長靴と大きめの傘を借り、おばさんガイドについて行った参加者は10人あまり。
我々のグループからは2人が離脱し、3人が参加。
よくもこんな天気の悪い日にツアーに参加する人がいるものだな、と思ったが、世の中に風変わりな人は意外と多いのかもしれない。
いや、青森まで流れついてくる人たちが風変わりなだけなのかもしれない。
優秀な人は東京へと出て行き、青森に残るのはそうでない人ばかり。
田舎は住むところではなく、遊びに来るところ、そんな話を聞いた覚えがあった。

遺跡ツアーではずぶ濡れになりながら、なんとか一周。
長靴を借りたから幾分ましではあったものの、それすらなかったら一体どうなっていたことでしょう。
きっと風邪を引いていたに違いありません。

【三内丸山遺跡】
(2013年10月16日)

途中から岩手県の小学生が団体でやってきたので、我々は早々に切り上げ、隣の青森県立美術館へ。
この美術館では、「あおもり犬」というモニュメントが有名であるが、学生たちからは「がっかりするよ」と聞かされて美術館に入った。
常設展のみの入場で美術館を回り、そのモニュメントが目の前に現れた時、「なるほど。」と思った。
確かにたいしたことはなかった。
一度訪れれば、もう良いだろう。

【青森県立美術館】
(2013年10月16日)


【あおもり犬】
(2013年10月16日)

お昼は、問屋町にある「たか久」というファミリーレストランへ行った。
青森市内に数店舗を展開しているというこのレストランは、看板にねぶたの絵が描かれており、安くて量が多いということで地元の人がよく利用するお店だそうだ。
中に入って靴を脱ぐのだが、その靴を入れる下駄箱の鍵が半分くらいなくなっており、半開きの状態が多くあった。
店員は、「鍵の付いている下駄箱をご利用ください」と言うが、このやる気のない感じが田舎らしくて良かった。
料理は定食屋のようで、私はかつ丼とかけそばのセット800円を注文した。
特別においしいというわけではなかったが、しょっぱさが青森の味を物語っていた。

食後は、浅虫水族館へ。
この水族館は、大正9年に東北大学の研究所として作られ、青森県営に移管してから今年で30周年だという。
イルカショーが人気で、平日の台風の中にも関わらず、ショーの席は半分以上も埋まっていた。
水族館の施設自体は30年の年期を感じ、案内表示やお土産ショップ、自動販売機などで昭和の香りが漂ってきた。

【浅虫水族館】
(2013年10月16日)


【イルカショー】
(2013年10月16日)

水族館のあとは、国道4号沿いにあるコンビニエンスストア「みちのく」に立ち寄った。
このコンビニは手作りシェークが有名らしく、特に「いちごミルク」420円は大人気で、夏は国道が渋滞するほど混むという。
気温10℃の雨の中、さっそく私はいちごミルクシェークを注文。
果肉がジューシーで、こんなにもおいしいシェークはおそらく初めて飲んだであろう。

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